冬コミ、楽曲提供しました。

お久しぶりです。

nagisa.fです。

 

今回、冬コミの作品に楽曲提供させて頂きました。

やみんさんの「憂鬱から少しの希望を見出す音楽アルバム―ダウナーポップ―憂鬱カタログ」に収録されているTrack8の「はじまり」という楽曲です。

※コミックマーケット87(東ラ-53b)にて頒布

詳細はこちらをご覧下さい。

http://www.melancholy-catalogs.com

視聴音源もあがっているのでこちらをどうぞ。

 

素晴らしい楽曲ばかりで、この中に自分の曲があるというのは

ちょっと気後れしていますが、とてもうれしく思います。

 

さて、告知だけだと味気ないのでちょっと制作時のお話を。

実は冬コミでリリースですが「はじまり」自体は今年の夏くらいに制作した楽曲です。

イメージとして、色々あったけれど最終的に明るい未来がはじまるような・・・、

そういう思いを楽曲として表現しようと取り組んでいました。

 

ただ、そういう希望みたいなものって普段なんとなく感じているけど

突き詰めて行くとなんだろう?ってずっと思っていて。

コンプレックスというか苦しい気持ちを感じる事があるのなら、

そういうのって頭の中にこうあったら良いなという理想形があって

そう現実がなっていない事が苦しいみたいな。

頭の中に理想形が無ければ、ただただ何も感じないまま

全てを飲み込んで行くんじゃないかと。

 

そんな漠然とした思いを抱えていて、

ありきたりだけれど、生を表現したいなら、死を意識する事は免れないみたいな。

光を表現するためには、まずキャンバスを黒く塗って闇を用意しなきゃいけないみたいな。

そういった考えが頭の中をずっとグルグルしていました。

 

希望を描くために絶望を用意しよう、絶望ってどこにあるんだろうって。

そしてその頃、夏で。海を見ながら考えようと録音機材をもって江ノ島に行きました。

冬の海なら絶望ってありそうだけど(笑)夏の海は大人気。たくさんの人がいました(苦笑)

 

とりあえず、何とはなしに録音機材で人気の少ない場所で波の音を録りながら

ぼんやりしていました。

たくさんの話し声、足音がいっぱいいっぱい。その空間を満たしていて、

みんな楽しそうだなと耳を澄ましていたら、

少し引きずるような足音が聞こえてきて、ぼそぼそした声で何かをしゃべっている方が

いらっしゃいました。なんだかとても悲しそうに見えて。

もちろんその人の内面は分からないけれど、その発する音がどうも物悲しくて。

 

そう言った偶然と言うか、言葉ではうまく表現出来ないぐちゃぐちゃした世界で、

「波の音」「足音」「言葉」が重なり合って、

「悲しい事がいっぱいある世界の中のでも希望がある」というイメージが

私の中で少しずつ形作られたような気がしました。

 

それに私はやみんさんの音声サンプルを拝聴させて頂いて、

決意を持って何か話す感じがあったら素敵だなと思っていたので、

・波の音=私が江ノ島で収録した音

・言葉=やみんさんの決意の言葉

として音楽の中に組み込んだら面白いかも?と

さっそく帰って制作に取りかかりました。

 

足音は色々悩みましたが効果音のエキスパートに相談した方が良いなと思って

いつもお世話になっているBlue Field様にお願いしてご提供頂きました。

足音も色々こだわっていて、力強く歩いてる感じじゃないんですよね。

ちょっと戸惑いながら不安を抱えて歩く、そんな感じ。

明確な希望をもって歩くなんて、とっても難しい。

今をもうちょっと良くしたいっていう思いは、いつも不安を抱えながら

それでも歩き出すそういった感じじゃないでしょうか。

あの足音はそういう心の震えを表現しています。

 

「波の音」「足音」「言葉」の3つが混ざり合って

なんというか、この世界のような、悲しいもうれしいも混ざっていて

絶望も希望も一緒になっているような、そういう何かに辿り着けたらいいなと思います。

 

視聴音源を聞いていて、あの日の江ノ島を思いだしました。

みんな笑っていて、誰か悲しんでいて、そんな世界で

希望を歌っているような、そういう曲になってるとうれしいです。

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